春のプログラムの報告 一日目
2008年 05月 24日
パーマカルチャーキッズ&ファミリープログラム
春 「いのちのはじまり」
〜人の手は「食」を育む 「土」となかよく〜
元気な小学生の男の子、女の子の参加ではじまった春のプログラム。
センターで自己紹介。みんなのなまえを覚えたら、さっそく畑にでかけます。
キッズ&ファミリープログラムの畑での「たねまき」から始まりました。
[たねまき]
にんじんのたね
かぶのたね
お水を、やさしくあげましょう
ミミズやちいさな生きものたちが、ふかふかにしてくれた土。
そのふかふかベットの土に、たねをまきます。
いつも食べている、にんじんやかぶが、どんなふうにして育ち、実るのか。
私たちの暮らしにつながる、「野菜のいのち」。
「食」を思うことはとてもたいせつなこと。
ズッキーニのたねもまきました。
このズッキーニのたねは、
ニュージーランドのレインボーバレーファームのズッキーニの子どもたちです
たねは、こうして自家採取(収穫したものから、たねをとること)し、
また、まくことができます。
レインボーバレーファームのジョーとトリッシュの想いを受け継ぐたねです。
たねは、いのちを、想いをつなぐもの。
[草花たんけん1 はたけへん]
さあ、今日の夕ごはんの野菜を収穫しながらかえりましょう。
「くさばなたんけんカード」をもってたんけんです。
「くっつきはっぱ」
みーつけた!
触覚にふれる
「くっつきはっぱ」
カラムシ(イラクサ科)
その丈夫な茎の皮は、
衣類や紙になる
人の暮らしに役立つ
繊維として
昔から利用されてきました。
「ピンクのおはな」
みーつけた!
視覚にふれる
「ピンクのおはな」
カラスノエンドウ(マメ科)
今日の夕ごはんの
サラダにしましょう。
食べられる草花です。
ふだん、なにげなくそこここにある草花たち。
五感をつかってたんけんしてみると、いろんな発見があり、
世界がぐっとひろがり、自分との距離も近づいてくるようです。
草花を知ってゆくと、
昔から人に暮らしにいろいろな利用をされていることがわかります。
まずは楽しむことからはじまるのだなあと思います。
[ごはん]
温泉にはいって、さあ夕ごはんです。おなかすいたー。
収穫した野菜や、草花たんけんでみつけた食べられる草花が食卓にのぼります
おおぜいで、わいわいがやがや。
おいしいね。
核家族化がすすみ、血縁をこえて食卓を囲むことも少ない機会です。
誰と、どんなふうに、「暮らす」か。コミュニティの在り方。
そんなこともパーマカルチャーの大切な要素です。
[ゆったりタイム]
[こどもじかん 「田んぼの四季」スライド、田んぼの予習]
あしたは、田んぼで田植えです。
田んぼで稲がどのように育つのか。
そんな生きものたちがいるのか、畦草(草花)が育つのか。
田んぼを巡る一年のスライドをみました。
そして、ポスターやイラスト(「農と自然の研究所」制作)を使って、
稲を育てると、
どのくらいの生きものたちが暮らすことができるのかをみてみました。
「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」なんだね。
[ゆったりタイム]
[おとなじかん 「レインボーバレーファーム」DVD上映]
"Rainbow Valley Farm" は、
パーマカルチャー農園として最も完成度が高いと評価されています。
このDVDは、パーマカルチャーネットワーク九州(PNQ)の制作したもので、
RVFを通して、パーマカルチャーについてわかりやすく紹介されています。
昨年、私もレインボーバレーファームを訪れました。
その農園の美しさ、JoeとTrishの想いにふれ、それは素晴らしい体験でした。
Joeは今年の2月に帰らぬ人となりました。とてもざんねんです。
今日、子どもたちとまいたレインボーバレーファームの種。
レインボーバレーファームのジョーとトリッシュの想いを受け継ぐたねです。
日本各地のパーマカルチャーに関わる人たちの手によって、
その想いはひろがってゆくはずです。
RVFのHPです→Rainbow Valley Farm
(二日目につづく)
春 「いのちのはじまり」
〜人の手は「食」を育む 「土」となかよく〜
元気な小学生の男の子、女の子の参加ではじまった春のプログラム。
センターで自己紹介。みんなのなまえを覚えたら、さっそく畑にでかけます。
キッズ&ファミリープログラムの畑での「たねまき」から始まりました。
[たねまき]
にんじんのたね
かぶのたね
お水を、やさしくあげましょう
ミミズやちいさな生きものたちが、ふかふかにしてくれた土。
そのふかふかベットの土に、たねをまきます。
いつも食べている、にんじんやかぶが、どんなふうにして育ち、実るのか。
私たちの暮らしにつながる、「野菜のいのち」。
「食」を思うことはとてもたいせつなこと。
ズッキーニのたねもまきました。
このズッキーニのたねは、
ニュージーランドのレインボーバレーファームのズッキーニの子どもたちです
たねは、こうして自家採取(収穫したものから、たねをとること)し、
また、まくことができます。
レインボーバレーファームのジョーとトリッシュの想いを受け継ぐたねです。
たねは、いのちを、想いをつなぐもの。
[草花たんけん1 はたけへん]
さあ、今日の夕ごはんの野菜を収穫しながらかえりましょう。
「くさばなたんけんカード」をもってたんけんです。
「くっつきはっぱ」
みーつけた!
触覚にふれる
「くっつきはっぱ」
カラムシ(イラクサ科)
その丈夫な茎の皮は、
衣類や紙になる
人の暮らしに役立つ
繊維として
昔から利用されてきました。
「ピンクのおはな」
みーつけた!
視覚にふれる
「ピンクのおはな」
カラスノエンドウ(マメ科)
今日の夕ごはんの
サラダにしましょう。
食べられる草花です。
ふだん、なにげなくそこここにある草花たち。
五感をつかってたんけんしてみると、いろんな発見があり、
世界がぐっとひろがり、自分との距離も近づいてくるようです。
草花を知ってゆくと、
昔から人に暮らしにいろいろな利用をされていることがわかります。
まずは楽しむことからはじまるのだなあと思います。
[ごはん]
温泉にはいって、さあ夕ごはんです。おなかすいたー。
収穫した野菜や、草花たんけんでみつけた食べられる草花が食卓にのぼります
おおぜいで、わいわいがやがや。
おいしいね。
核家族化がすすみ、血縁をこえて食卓を囲むことも少ない機会です。
誰と、どんなふうに、「暮らす」か。コミュニティの在り方。
そんなこともパーマカルチャーの大切な要素です。
[ゆったりタイム]
[こどもじかん 「田んぼの四季」スライド、田んぼの予習]
あしたは、田んぼで田植えです。
田んぼで稲がどのように育つのか。
そんな生きものたちがいるのか、畦草(草花)が育つのか。
田んぼを巡る一年のスライドをみました。
そして、ポスターやイラスト(「農と自然の研究所」制作)を使って、
稲を育てると、
どのくらいの生きものたちが暮らすことができるのかをみてみました。
「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」なんだね。
[ゆったりタイム]
[おとなじかん 「レインボーバレーファーム」DVD上映]
"Rainbow Valley Farm" は、
パーマカルチャー農園として最も完成度が高いと評価されています。
このDVDは、パーマカルチャーネットワーク九州(PNQ)の制作したもので、
RVFを通して、パーマカルチャーについてわかりやすく紹介されています。
昨年、私もレインボーバレーファームを訪れました。
その農園の美しさ、JoeとTrishの想いにふれ、それは素晴らしい体験でした。
Joeは今年の2月に帰らぬ人となりました。とてもざんねんです。
今日、子どもたちとまいたレインボーバレーファームの種。
レインボーバレーファームのジョーとトリッシュの想いを受け継ぐたねです。
日本各地のパーマカルチャーに関わる人たちの手によって、
その想いはひろがってゆくはずです。
RVFのHPです→Rainbow Valley Farm
(二日目につづく)
by pccj-kidsfamily
| 2008-05-24 23:23
| *2008プログラムの報告