第4回 11月29日(土)、30日(日) 1泊2日
パーマカルチャー キッズ&ファミリープログラム
冬 「いのちのたべかた」
〜私たちのくらし たべることは生きること〜
藤野は秋が深まり、寒さもきびしくなってきました。
秋のプログラムで稲刈りしたお米。
いよいよ脱穀をしていただきます。いただきますの2日間です。
4家族の参加となりました。
センターで、オリエンテーション、自己紹介(アイスブレイク)。
はじめて参加のファミリーも加わって、ひとつの輪になるゲーム。
輪は和に。
[だっこく]
田んぼのまえで、脱穀(だっこく)です。
足踏み脱穀機と、唐みという昔ながらの機械をつかいます。
ざざざざーっ
リズムよく脱穀機がまわり、籾(もみ)がはずれていきます。
籾を、唐みにかけます。
ハンドルを回して、風を起こして、
籾と藁くず、しいな(実の入っていない籾)を分けます
「ぼくもできるよー」
「風がくるー」
ひと粒ひと粒たいせつに。
みんな総出の作業です。
籾のじょうたいのお米たち。
作業をおえるころ、
「あれ?雪かな??」
わたぼうしをまとった虫たちが
とんでいました。
雪虫(ユキムシ)のなかま?
作業をおえたら、はやめの温泉へ。
[夕ごはん いのちのたべかた]
私たちがそだてたお米。新米をいただきます。
お米を炊いて、だまこもちに。
鴨さん。
田んぼでエサを食べ、フンをし、活躍してくれています。
鴨はオス3匹、メス1匹。
オスメス1匹ずつが理想の飼い方になります。
今回は、オス1匹をいただくことになりました。
田んぼで合鴨農法をされている江口さんに、と殺をしていただいて、
おとな中心に見学しました。
カモの血も出ることがないみごとなさばき方で、
カモはくるしむことなく旅立ちました。
その様子もあって、大人にまじり、子どももときおり見にきていました。
手羽先、モモ、ムネ...ふだん食べているお肉。
あたたかな体温を感じました。
骨もスープのだしに。
むだにすることなく、いただきます。
鴨なべ。だまこ(お米のだんご)入りのお汁ができました。
「いただきます」
[ゆっくりタイム おとなじかん]
[設楽さんのパーマカルチャーのはなし]
PCCJ事務局長の設楽おじさん(じいじ)より、パーマカルチャーのはなし。
スライドで事例等をみながらのレクチャーでした。
[ゆっくりタイム こどもじかん]
[てさぎょうの脱穀、精米]
籾を入れたすりばち。
野球の軟式ボールを使って、ごりごり。
籾がはずれて、白いお米(玄米)になります。
籾をはずしたお米は一升瓶に入れて、棒でつついて、
お米の皮をむきます。
1カップ分の精米をするのに、1じかん弱かかります。
「たいへんだー」と子どもたち。
子どもたちがやった玄米は、おみやげのお米になりました。
(二日目につづく)
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by pccj-kidsfamily
| 2008-11-29 22:17
| *2008プログラムの報告