パーマカルチャー   ファミリープログラム2010 参加者募集  始まりました。


by pccj-kidsfamily

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二日目です。
あいにくの雨模様です。。

ちょっと時間を遅くしてスタートしました。

[ニワトリのえさやり]

センターではニワトリをかっています。
プログラム中のみんなのごはん(食べたもの)の野菜くずも、
こうして、ニワトリのエサになります。
野菜くずが、ニワトリのごはんになり、また卵をうんでくれます。
そうして人は、卵をいただきます。

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野菜くずも、ゴミではありません。
ゴミをできるだけ少なくすることも、
パーマカルチャーの大切な要素である「地球への配慮」です。
いのちは、いっぱいつながりあうとたのしいね。


[田んぼ 田植え  田んぼパーマカルチャー]

はじめに、田んぼで耳をすませて、じっくりかんさつしてみよう

雨粒の音、川の音...

アメンボがいたよ
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オタマジャクシもいたよ
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クモがいたり、鳥がやってきたり...ちいちゃな虫もいる

田んぼのなかには、いろんな生きものたちが生きています。

ちいちゃな虫をクモが食べ、藻などをオタマジャクシが食べ。
オタマジャクシをアメンボが食べることもあるんだよ。
カエルは、鳥のごちそうでもある。

そうやって、いろんな生きものたちは、つながりあって今を生きています。

お茶碗一杯分(稲3株)で、ユスリ蚊の幼虫は、168匹。
お茶碗一杯分(稲3株)で、オタマジャクシは35匹。
お茶碗一杯分(稲3株)で、クモは10匹。
アマガエルは、お茶碗67杯分。
コサギは、お茶碗15万杯分。

小さい生きものほどたくさんいて生きものたちのバランスは成り立っています
これを、むずかしい言葉で、
「食物連鎖(しょくもつれんさ)」、生態系のピラミッドといいます。


オタマジャクシは田んぼでうまれて、カエルになります。
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母さんカエルが田んぼにやってきてたまごをうみます。
1匹の母さんカエルが1回に500個(〜300個)くらいの卵をうみます。
そのなかで、カエルになれるのは? 50匹
そのなかで、
また来年お母さんカエルになって田んぼにたまごをうみに来れるのは? 5匹

いろんなきけんを乗り越えて、生きものは生きている。
また同じ卵の数だけたまごをうめば、個体数はかわらない。
そんな自然のバランスの上に生きものたちは生きている。

もし、カエルがほしいからといって、
人が田んぼからつかまえて、もってかえってしまったら、
生きものはどうなるかな?


いよいよ、田植え。
秋のお餅つき。たのしみにがんばろー。
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あいにくのお天気でしたが、なんとかがんばりましたー。

毎日たべているごはんは、こうして育ちます。
田んぼでは、稲も育つし、たくさんの生きもたちも生きています。

どういう田んぼをデザインするのか。
人にも、生きものたちにも、よい環境をかんがえること。
小さな生きものたちがそこですごすことによって、いい土はつくられます。
そうやって、生きもののはたらき(自然のはたらき)を利用すること。
多くの機能をつなげて考えてデザインすること、
生物多様性、資源を最大限に取り入れることは、
パーマカルチャーの要素であるといえます。

「人間にとってもいい 自然にとってもいい」
パーマカルチャーの創設者ビル・モリソンはそういっています。

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[草花たんけん2 田んぼへん]
田んぼのまわりの草花(畦草)もみてみよう。

「くさばなたんけんカード」をもってたんけんです。
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b0131724_1855321.jpg「ちくちく」
みーつけた!


触覚にふれる
「ちくちくボール」
ケキツネノボタン
(キンポウゲ科)

代表的な
春の畦草です。

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「ピンクのおはな」
みーつけた!


視覚にふれる
「ピンクのおはな」
ハルジオン(キク科)

おくすりにもなる
お花です。

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「くさのみ」
みーつけた!


視覚にふれる
「くさのみ」
まっかな
ヘビイチゴ(バラ科)

ヘビイチゴも
おくすりにも
なるんだよ。


畦草には、湿ったところを好む草花、少し乾いた場所を好む草花
と、それぞれが好む場所の条件があります。ゆえ、植物の層も多様です。
田んぼ(水田=湿地)の接縁部分(エッジ)である畦には、
多様な植物が生息できます(エッジ効果)。
これも、パーマカルチャーのたいせつな要素です。

[青空ランチ]
田んぼの前のひろばでのランチは雨のため中止に。ざんねん!



[野草をつかった常備薬つくり]

薬草ソムリエ 「魔女」たえちゃんによる 
「野草をつかった常備薬つくり」です。

本日のレシピは、摘んできたヘビイチゴとハルジオン魔術。

ヘビイチゴは、実と葉をつかって、虫よけ薬に。
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ハルジオンは、お花と根をつかって、ママの化粧水に。
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ちっちゃな「魔女」ならぬ「魔男(まだん)」が誕生しました♪

昔から身近な植物を、暮らしに活かす伝統の知恵があります。
たえちゃんのお師匠は、そんなこの藤野に暮らす大魔女?おばあちゃんです
伝統の知恵を受け継ぐことも、パーマカルチャーのたいせつな要素です。

昔ながらの暮らしの知恵は、まだまだいっぱいあるはずです。
そのなかから、お金を出して物を買う、物にあふれた現代の生活が、
振り返るべきことがたくさんあるように思います。


[よもぎおやきづくり おやつ]

草花たんけんの
「いいにおい」でみつけたひとつは、ヨモギです。 ヨモギ(キク科)

そのヨモギを使って、よもぎのおやきをつくりました。
子どもたちも参加しておやつ作りです。
片面が焼けたら、ひっくり返します。上手にできました♪

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[ふりかえり おやつをいただきながら]
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パーマカルチャーキッズ&ファミリープログラム
1泊2日の春のプログラム、以上で終了です。

スタッフもはじめてのことで、あいにくの雨模様のこともあり、
ワタワタ感は否めませんが、
田んぼも無事田植えをおえ、
少人数であっとホームな雰囲気で、よかったなあ〜と思います。
はじめ緊張感の高かったのに、どんどん打ち解けてゆく
子どもたちの元気な変化は、とても印象的でした。
同世代である子どもたちが集まるというコミュニケーションも、
興味深いものでした。

人と人が織りなすコミュニティづくりも、
またこのプログラムにとって大きな要素なのですね。


次回は、夏のプログラム。
一年のプログラムのなかでいちばん長い時間となる2泊3日のプログラムです
夏。遊ぶにはもってこいの季節。
皆様のご参加をお待ちしています〜。   スタッフ一同

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第2回 7月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝) 2泊3日 
     夏 「水の旅」 
       〜いのちを育む「水」 「水」となかよく〜

    内容:田んぼ「田の草とり」/畑/川あそび/源流遡行
       伝統の知恵(酒まんじゅうつくり)/ナイトウォーク


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by pccj-kidsfamily | 2008-05-25 17:58 | *2008プログラムの報告
パーマカルチャーキッズ&ファミリープログラム
春 「いのちのはじまり」   
〜人の手は「食」を育む 「土」となかよく〜
   


元気な小学生の男の子、女の子の参加ではじまった春のプログラム。
センターで自己紹介。みんなのなまえを覚えたら、さっそく畑にでかけます。
キッズ&ファミリープログラムの畑での「たねまき」から始まりました。

[たねまき]

にんじんのたね
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かぶのたね
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お水を、やさしくあげましょう
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ミミズやちいさな生きものたちが、ふかふかにしてくれた土。
そのふかふかベットの土に、たねをまきます。
いつも食べている、にんじんやかぶが、どんなふうにして育ち、実るのか。
私たちの暮らしにつながる、「野菜のいのち」。
「食」を思うことはとてもたいせつなこと。

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ズッキーニのたねもまきました。
このズッキーニのたねは、
ニュージーランドのレインボーバレーファームのズッキーニの子どもたちです
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たねは、こうして自家採取(収穫したものから、たねをとること)し、
また、まくことができます。
レインボーバレーファームのジョーとトリッシュの想いを受け継ぐたねです。
たねは、いのちを、想いをつなぐもの。


[草花たんけん1 はたけへん]
さあ、今日の夕ごはんの野菜を収穫しながらかえりましょう。

「くさばなたんけんカード」をもってたんけんです。
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「くっつきはっぱ」
みーつけた!

触覚にふれる
「くっつきはっぱ」
カラムシ(イラクサ科)


その丈夫な茎の皮は、
衣類や紙になる
人の暮らしに役立つ
繊維として
昔から利用されてきました。


b0131724_23273081.jpg「ピンクのおはな」
みーつけた!

視覚にふれる
「ピンクのおはな」
カラスノエンドウ(マメ科)
                  
今日の夕ごはんの
サラダにしましょう。
食べられる草花です。


ふだん、なにげなくそこここにある草花たち。
五感をつかってたんけんしてみると、いろんな発見があり、
世界がぐっとひろがり、自分との距離も近づいてくるようです。
草花を知ってゆくと、
昔から人に暮らしにいろいろな利用をされていることがわかります。

まずは楽しむことからはじまるのだなあと思います。


[ごはん]
温泉にはいって、さあ夕ごはんです。おなかすいたー。

収穫した野菜や、草花たんけんでみつけた食べられる草花が食卓にのぼります
おおぜいで、わいわいがやがや。
おいしいね。

核家族化がすすみ、血縁をこえて食卓を囲むことも少ない機会です。
誰と、どんなふうに、「暮らす」か。コミュニティの在り方。
そんなこともパーマカルチャーの大切な要素です。
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[ゆったりタイム]
[こどもじかん 「田んぼの四季」スライド、田んぼの予習]


あしたは、田んぼで田植えです。
田んぼで稲がどのように育つのか。
そんな生きものたちがいるのか、畦草(草花)が育つのか。
田んぼを巡る一年のスライドをみました。

そして、ポスターやイラスト(「農と自然の研究所」制作)を使って、
稲を育てると、
どのくらいの生きものたちが暮らすことができるのかをみてみました。
「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」なんだね。

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[ゆったりタイム]
[おとなじかん 「レインボーバレーファーム」DVD上映]


"Rainbow Valley Farm" は、
パーマカルチャー農園として最も完成度が高いと評価されています。
このDVDは、パーマカルチャーネットワーク九州(PNQ)の制作したもので、
RVFを通して、パーマカルチャーについてわかりやすく紹介されています。

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昨年、私もレインボーバレーファームを訪れました。
その農園の美しさ、JoeとTrishの想いにふれ、それは素晴らしい体験でした。
Joeは今年の2月に帰らぬ人となりました。とてもざんねんです。

今日、子どもたちとまいたレインボーバレーファームの種。
レインボーバレーファームのジョーとトリッシュの想いを受け継ぐたねです。
日本各地のパーマカルチャーに関わる人たちの手によって、
その想いはひろがってゆくはずです。

 RVFのHPです→Rainbow Valley Farm

          (二日目につづく)

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by pccj-kidsfamily | 2008-05-24 23:23 | *2008プログラムの報告