パーマカルチャー   ファミリープログラム2010 参加者募集  始まりました。


by pccj-kidsfamily

夏のプログラムの報告 二日目


二日目です。
もりだくさんの夏のプログラム。
朝、はやおきして出発です。


[源流遡行 げんりゅうそこう 水のはじまり]

水は、どこからくるのだろう。
水は、どこへいくのだろう。

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やまみちは、たいへんだけどがんばった。
さいごは坂がきゅうになったけれど、
足をふんばって、手をしっかりついてあるけた。

たどりついたところは、がけだった。
岩のあいだから、水がでていた。
たきみたいに水が岩をつたってながれてゆく

ここが水のうまれるところ。
水を手ですくってみた。
つめたくてきもちよかった。
ぼくたちは、おいしいお水をのんだ。

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岩から、しみ出す水。
生まれたての水。
だけど、この水はそこで生まれたわけではありません。

ちょろちょろ水は川となり、やがては海となり、
太陽であたためられ、蒸発して雲となり、雨となりまた地上に降り、
山の土のなかにしみ込んで、ゆっくりとふたたび地上に届いた水。
水の旅。ずっと巡り巡ってゆくもの。
水、水蒸気、氷... 水はその姿を変えても、そのものは変わりません。

水の旅の途中で、人間は、水を飲み、利用し、暮らしています。
どんな使い方をするのかが、大切なことなのだと思います。
水はその姿を変えても、そのものは変わりません。
また、巡り巡って、きれいなおいしい水と出会いたいですね。

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「やまのなかで
  みつけたよ」

くりの子ども



あるく足元にはたくさんの落ち葉や枯れ木。
水分をすって、しめっています。
表面の落ち葉をどけると、しろいもの。
においをかいでみると土のにおいがいっぱい。

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これがいい土をつくる、
落ち葉や枯れ木を分解して栄養たっぷりの土にしてくれる
大地の母なるもの。 「放線菌(ほうせんきん)」。
目にみえない小さな微生物、菌のはたらきで
土は次なる生命をささえるものになります。

山から放線菌をもらってきて混ぜてあげるといい堆肥ができます。


[おむすびにぎろう]

たくさんあるいたあとは
「おなかすいた〜」で、朝ごはん。
ごはんをたべたあとは、みんなでお昼のおむすびづくり。

できたおむすびは、朴葉(ホオノキの葉)でつつみます。
おおきな葉っぱで昔から、おむすびを包んだり
いろいろに利用されてきた葉っぱです。
(朴葉寿司、朴葉味噌など)

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朴葉には、いいにおいがして、殺菌作用もあります。
木をつかったり、皮をお薬にしたり...
木々(植物)には、暮らしに役立つものがたくさんあります。
昔の人は、上手に木々を利用しくらしてきました。

サランラップをつかうより、ずっときもちいいね。


[パーマカルチャーのはたけたんけん]
[やさいのしゅうかく]

「パーマカルチャーのはたけのひみつ」ビンゴカードを持って、
はたけのなかをたんけんします。
今日はどんなはっけんがあるかな。

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"くるくる" みーつけた
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食べられる森
パーマカルチャーのはたけでは、
直線的なものはあまりみつかりません。
きゅうりがつるをのばして巻き付くように、
自然の造形(パターン)は、
むだがなく合理的なもののようにも思えます。
そして、そのものが持つ本来の姿がいちばん美しいと感じます。

現在の「農業」といわれる大部分では、
生産性がとれるものが合理的とされ、機械化をし、
そしてその機械が利用できるように整備され、
毎年同じ作業を繰り返していきます。
その世界はおおげさかもしれませんが、土や自然を
「利用する」べきツールとして捉えているようにもみえます。

パーマカルチャーの創設者であるビル・モリソンは言っています。
「世界中をジャングルにしたい」と。
パーマカルチャーのめざすものは、食べられる森をつくること。

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自然のかたちに寄り添う畑。
一年、二年、三年... 季節を重ねて今ある畑では、
トマトをはじめ、数種の野菜たちが、
自然に生えてくるようになっています。
縄文の文化「狩猟採集」。そんなことが畑でも実現できています。
自らの力で活きている野菜たち。
その本来の自然の姿はやはり、美しく、力強さを感じます。


[ニワトリのえさやり]

春にはまだ小さかったヒナたち。
こんなに大きくなりました。
ニワトリのごはんは、
ぼくたちわたしたちのごはんからでたやさいくずです。

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[光あそび]
[ソーラークッカーせっち]

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ソーラークッカーのあきカンをマジックで黒くぬったけど
なんでかな?
虫めがねで、太陽の光をあつめてみよう。
白い紙と黒い紙。
みるみるうちに黒い紙は焼けこげた。
白い紙は、黒い紙より時間がかかる。
黒い色は熱を吸収しやすいんだね。
あつあつ!太陽ってすごいな。

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ソーラークッカーをせっち。
太陽のほうをむけておきます。
あきカンのなかには水をいれて、えだまめをいれておく。
あきカンにペットボトルをかぶせて、熱がにげないようにする。
3時間ほどおいておきます。


[ガーデンドームつくり]

ガーデンドームは、かんたんにできる家づくり。
ドーム構造で、シンプルで強度な構造でもあります。

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今回は
キッズガーデンの
かくれが?になるような
ちいさいガーデンドームつくりにチャレンジ。


大人たちは設計図を片手に、塩ビ管を長さをそろえて切っていきます
塩ビ管のはじっこを火であぶってつぶします。


[青空ランチ]
そのまま農場で、青空ランチ。
朝にぎったおむすびを食べました。

お料理について詳しくは...PCCJスタッフブログ
第2回キッズ&ファミリープログラムのキッチンをどうぞ


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2時間ほどで、えだまめもゆであがりました。
なかのお湯はあつあつです。
ガスをつかうでなく、電気をつかうのでもない
太陽の熱をつかって、お料理ができるソーラークッカー。
他者からえなければならないエネルギー(ガス会社、電力会社)を
つかうのではなく、
自然エネルギーを利用することは、とてもたいせつなことです。


ここで! ソーラークッカーもさえわたる夏のつよいひざし!
作業はひとやすみして、きゅうけいにしました。
子どもたちは、やすんだあとに川あそび。

おんせんにいって、夕ごはんをたべました。


[ナイトウォーク 夜の田んぼへ]

夜の田んぼへ。
夜は、夜の生きものたちの世界。
そおっと、足音がしないようにあるいてみたよ。
耳に手をあてて大きな耳にして、音をきいてみた。

虫の声がきこえたり、ニワトリが枝にとまってねていたり。
シロツメクサやネムノキが葉っぱをとじてねていたり。

田んぼでは、まだホタルの光をみることができました。
自然豊かな田んぼだからこそ、ホタルは生きてゆけます。
ずっと、こんな田んぼであるように。


[キャンプファイヤー]

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源流でくんできた水をわかして、コーヒーを。
火をかこんで、しずかにおはなし。

家族ってなんだ?
子どもにこんなふうにそだってほしい。

参加された親御さんのひと言ひと言が、
こころにしみいるような夜でした。


 (三日目につづく)
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by pccj-kidsfamily | 2009-08-12 22:12 | *2009プログラムの報告